2020年度
エアコンの外気導入と内気循環の使い分けしてますか?
2020-07-05
こんばんは、可児店の安藤です。
今日の雨予報は何だったんでしょうか?この辺は、一日雨が降らなかったですね。これから降るのかもしれませんが。
今日は、7月の満月の日になります。満月時間は13時44分なので日本では見ることはできません。このままの天気であれば、雲の間からほぼまん丸の満月が覗いてくれるかもしれないです。7月の満月は別名「バックムーン」です。バックはオスの鹿の意味で、この時期に毎年オスの鹿のツノが生え変わることからこの名が付いたそうです。
小話はこれくらいにしておきます。
本日は、エアコンの外気導入と内気循環について書いていこうと思います。
エアコンには、「外気導入」と「内気循環」があるのはご存知でしたか?エアコンの操作パネルで任意に変更することが可能なものになりますが、
「外気導入」・・外気を取り入れて車内の空気を換気したいときに使います。
「内気循環」・・外気が入ることをある程度おさえて車内だけで空気を循環させる時に使います。
それぞれにメリットがありますのでご紹介していこうと思います。
外気導入を使うと、車内の温度を外気温に近くすることができるのでガラスの曇りは取れやすくなります。例えば、冬などは車内の湿度よりも外気の湿度が低い場合が多いので、冬に起こるフロントガラスの曇りを取るには、乾燥した外気を取り込む「外気導入」がおすすめです。
また、エアコンの吹き出し口からの風の臭いが気になる事がありますが、これはエアコン装置内にさまざまなホコリや雑菌、ニオイ物質などが取り込まれることで起こります。こんな時にはエアコンフィルターを定期的に交換するのが一番ですが、このようなエアコン始動時に発生する臭いを抑えるために、駐車時は外気導入にしておくことも一つの方法になります。
一方、内気循環は、例えばトンネル内など外気が汚れているときに使うのがイイと思います。また、車内の温度を急速に変えてい時など、外気を遮断することで冷暖房効率があがってきます。
内気循環は、外気の取り入れを制限する状態になるので、エアコンフィルターでは除去しきれない排気ガスなどの汚れて外気や臭い、花粉を車内に入れることを防ぎたいときには向いていると思います。
外気導入と内気循環は、切替をしながら使うのが良いと思います。
例えば、これからの時期って外気温が高くて車内の温度が相当高くなると思います。そんな時は、いきなり内気循環にするよりも、まずは、窓を全開にして「エアコン+外気導入」にして、ある程度熱気を追い出してから、窓を閉めて「エアコン+内気循環」を使用すると効果的に車内温度を下げることができます。
今の梅雨時に多いかもしれませんが、外気温が高い雨天時は、外気の湿度が高いので、外気導入ではなくエアコンと内気循環を併用すると良いとも言います。
普段ずーっと内気循環でエアコンを使用してる方って意外と多いかもしれないですが、JAFの検証でこんなデータが出ておりますので、内気循環でずーっと走行していると、気分が悪くなったりすることがあるかもしれないので、面倒かもしれませんが外気導入と内気循環の切り替えをしながらの運転を心掛けると良いかもしれません。
内気循環と外気導入はどちらが良いのか?JAFの調査結果