2020年度
これ知ってました?カーエアコンの新冷媒!!
2020-08-30
こんばんは、可児店の安藤です。
今日も1日猛暑日でしたね可児店のショールームは、換気のために常時換気口を開けてますが、その影響だけではなく、なかなか冷房が効かないんですよね来店いただいて、店頭でお待ちいただくお客様には、きっと不快な思いをさせてしまってるのではないかと思っております。
申し訳ございません。
この猛暑日で、多肉植物たちもやられてしまってるのが現状で、今後もこのような猛暑日が毎年続くのであれば、何らかの対策をして行かないとダメなのかもしれません。大変勝手なことですが、もうしばらくは、無料の冷たいドリンクを飲んで我慢をして頂きたいと思います。
さて、今日は、ショールームのエアコンの話しをしたので、クルマのエアコンの新しい流れを紹介したいと思います。
カーエアコンの冷媒は、ひと昔は、CFC-12という冷媒を使用しておりましたが、現在はほとんどのクルマが、HFC-134aを使用しています。そこに、新たな冷媒「HFO-1234yf」への切り替えがはじまりました。これは、温室効果ガスに対する規制でオゾン層保護法の改正とフロン排出抑制法の施行などが大きく影響をしているようです。
難しい話しはよくわからないので説明できませんが、フロン排出抑制法でカーエアコンに関しては、2023年度にGWP(地球温暖化係数)で150を上回らないようにとされている。GWPとは、CO2を1とした場合の温暖化影響の強さを表す値で、現在のHFC-134aのGWPは、1,430であるために基準値を下回る冷媒に切り替えないといけない。
そこで、法規制に対応してカーエアコンの新冷媒として「HFO-1234yf」に切り替わっていきます。「HFO-1234yf」のGWPは1です。ここまで抑えた冷媒がつくれたことに驚きです。
リサイクル料金のフロン回収費用が入っていないクルマは新冷媒になっていることを覚えておいてください。
現在発売されている三菱自動車の車種では、ビッグマイナーチェンジ後のデリカD:5、今年の3月にデビューした新型ekクロススペース・ekスペース、さらに、今月20日にマイナーチェンジをした、ekクロス・ekワゴン、6月にマイナーチェンジしたRVRが新冷媒を使用しております。
環境に配慮された新冷媒「HFO-1234yf」ですが、エアコンガスを補充するとなると今までのよな価格では作業出来ないようです。現在のところ1本¥15,000円とかするらしいですが、これからすべてのクルマに普及されていくので、少しは値段も下がるかもしれません。
このように、自動車産業と環境問題は切っても切れない関係にありますので、環境問題に対する法改正などがされると、どうしても対策をしなくてはいけないので、新車の車両本体価格の上昇につながってくるんですよね
あまり真面目なことを書くことが得意ではないので、詳しく知りたいときは、新冷媒で検索してみてください。あくまでも、クルマの知識が少しでも持ってもらえればという気持ちで紹介しております。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。